WEB会議ツールを比べてみた【Zoom・Google Meet・Teams】
こんにちは。中小企業診断士のshushu(シュシュ)と申します。
診断士として活動していると、研究会・勉強会から支援先との打合せ等、WEB会議に参加する機会はなにかと多いものです。
特に私の場合は研究会に複数入っているのですが、
以前はZoomばかりだったのが最近はGoogle MeetでのWEB会議が増えている気がするのです。
会議ツールとしてはMicrosoft Teams等もありますが、どうせなら違いを知っておきたいところです。
そこで今回は、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの3つを使い比べ、それぞれの長所と欠点を整理してみました!
先に結論として、使いやすさなら私はZoomです。
ただ最近MeetでのWEB会議が増えているのも事実で、その理由も調べてみると納得のいくものでした。
※本記事は2026年8月時点の情報です。プランの条件は改定されやすいため、実際の利用前に各社の公式ページをご確認ください。
診断士がWEB会議を使う場面
診断士がWEB会議を使う場面としては、例えば以下のようなものがあります。
- 研究会・勉強会(月1〜2回・5〜30人・2時間程度が多い)
- 支援先・顧客との会議(先方指定ツールを使うことも多い)
- セミナー・イベント(人数多め・一方向)
同じ「WEB会議」でも、求められるものは場面ごとに違います。この前提で3つを見ていきます。
Zoom:コロナ禍で一気に広まった定番
コロナ禍でリモート会議が一気に普及したときに、定番ツールとして爆発的に普及しました。
私自身は使いやすいと感じていますが、使い慣れているというのもあるかもしれません。
使いやすさの理由は、各操作アイコン(共有、リアクション等)の下に日本語表記があるので、何のアイコンか迷いにくい点が挙げられます。
【良かった点】
- 参加ハードル:アカウント登録無しで、URLをクリックするだけで参加可能
- ブレイクアウトルーム:無料プランでも使用可能。3ツール中これができるのはZoomだけでグループディスカッションに適
- 録画:無料でもPCへのローカル保存が可能
【気になった点】
- 無料プランだと40分制限:他の2ツールと比べて短い。3人以上の会議だけでなく1対1でも40分で切れる。
- 会議専用のツールである:有料化しても手に入るのは会議機能のみ。この点は後ほど料金の比較で解説します
Google Meet:Google Workspaceとの連携が強い
MeetはGoogle系のツールで、最近会議リンクでよく送られてくるようになりました。
Zoomと違って、各操作アイコン(共有、リアクション等)の下に日本語表記が無いので、最初は少し使いにくいです(すぐ慣れますが)
【良かった点】
- Google Workspaceとの連携:カレンダーで予定を作るだけで会議URLが付き、発表資料はドライブ、議事録はドキュメントと、会議の前後が同じ場所で完結
- 参加ハードル:ブラウザだけで完結しインストール不要
- 無料プランだと60分制限:Zoomより20分長い
【気になった点】
- 60分で自動終了:終了15分前からカウントダウン。直後に同じリンクを使い回せない(延長の可能性があるなら予備のURLを用意しておくのが安全)
- 無料プランでは録画不可:Zoomと違いローカル保存不可
Microsoft Teams:会社組織でのスタンダード
正直に書くと、私は診断士コミュニティの会議でTeamsが使われた場面に出会ったことがありません。
ですが勤務先で社内会議等で日常的に使っているため、同じ基準で比べてみました。
同じMicrosoftのCopilotを使えるのが最大の利点かと思われます。
セキュリティ厳しい会社だとCopilotしかAIを使えない場合も多く、そういった会社では連携しやすいTeamsが重宝します。
【良かった点】
- 勤務先が導入済みなら追加コストゼロ:Microsoft 365を契約している会社なら、会議機能は料金に含む
- 会議と関連情報の紐付け:チャット、ファイル、会議が同じ場所にあり、情報整理しやすい
- AIによる要約・議事録(有料版):会議を録音しておけば、Copilotによる要約表示、議事録作成が可能
【気になった点】
- アカウントが複雑:職場アカウント・個人アカウント・ゲスト参加が入り混じるため、不特定多数が参加する活動には不適
- AI機能は有料版限定:便利な要約や議事録は、Copilotを含む契約が前提
無料プランの比較
| 項目 | Zoom | Google Meet | Teams |
|---|---|---|---|
| 会議時間(3人以上) | 40分 | 60分 | 60分 |
| 1対1の会議 | 40分 | 最長24時間 | 最長30時間 |
| 参加人数 | 100人 | 100人 | 100人 |
| 参加のしやすさ | 登録不要・アプリ推奨 | ブラウザだけで完結 | アカウントが複雑 |
| ブレイクアウト | ○ | × | × |
| 録画 | △ ローカルのみ | × | × |
| AI議事録 | × | × | × |
こうして並べると、無料で差が出るのは「会議時間」と「ブレイクアウト」の2点だと分かります。
そして注目したいのが会議時間です。診断士の研究会は2時間程度のことが多いので、無料プランではどれも足りません。
つまり実際に開催されている研究会の多くは、主催者側が有料プランを使っているか、あるいは勤務先の契約を利用していることになります。
有料プランの比較
そこで有料プランも見てみます。まず時間についてですが、有料にすれば3ツールとも実質無制限(24~30時間上限)です。
| ツール | 会議時間の上限 |
|---|---|
| Zoom Pro | 30時間 |
| Google Meet(Workspace有料) | 24時間 |
| Teams(Microsoft 365有料) | 30時間 |
2時間の研究会なら、どれを選んでも問題ありません。機能面でも、正直そこまで大きな差はないというのが調べてみた実感です。
そうなると、比較のポイントは料金になります。
| プラン | 月額(税別・年契約) | 参加人数 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Zoom Pro | 約2,000円 | 100人 | 会議機能のみ |
| Google Workspace Business Starter | 800円 | 100人 | Gmail・ドライブ・Meet等(録画は不可) |
| Google Workspace Business Standard | 1,600円 | 150人 | 上記+Meetの録画・ブレイクアウト |
| Microsoft 365 Business Basic | 約1,000円台 | 300人 | Teams・Outlook・Office(Web版) |
| Microsoft 365 Business Standard | 約2,000円台 | 300人 | 上記+Officeアプリ版 |
※金額は2026年8月時点の目安です。3社とも改定が頻繁なので、最新の価格は公式サイトをご確認ください。
各ツールの有料プランを見ると、いくつか気づくことがあります。
① 会議のためだけに払うならZoomは割高
Zoom Proで手に入るのは会議機能のみ。同程度の金額で、Google WorkspaceやMicrosoft 365ならメール・ストレージ・文書作成まで一式が付く
② 一番安く時間制限を外せるのはWorkspace Starter
月800円で時間制限が外れます。ただし録画とブレイクアウトは使えないので、そこが必要ならStandard(1,600円)
③ 契約するのは主催者だけでよい
3ツールとも、有料契約が必要なのは会議の主催者のみ。参加者は無料アカウントのままでOK。研究会であれば、主催者1人分の負担で運営可能
なぜMeetが増えているのか
ここからは、あくまで私の体感による仮説です。
① Google Workspaceを使う人が増えた
Meet単体を選んだというより、Workspaceを契約した結果としてMeetがついてきた、という順序ではないかと思います。
結果としてZoomを別契約する理由がなくなるわけです
② Googleアカウントの普及率
Gmailアドレスを持っていない方はほぼいないので、皆が参加しやすい
③ 会議の前後がつながる
案内はカレンダー、資料はドライブ、議事録はドキュメント。会議自体より、会議前後の作業効率化を考えた選択
一方でTeamsを見かけないのは、性能の問題ではなくTeamsが社内向けに設計されているからだと考えています。
勤務先アカウントに紐づくため、そもそも社外の会議を主催しにくい構造なのです。
結論:場面別のおすすめ
| こんな場面 | おすすめ |
|---|---|
| 会議のしやすさを重視する | Zoom |
| グループワークをやる | Zoom(無料でブレイクアウトが使える) |
| 仕事環境ごと整えたい | Google Workspace(Meet) |
| 勤務先がMicrosoft中心 | Teams |
| 参加するだけ | どれでもOK |
会議ツールとしての使いやすさなら私はZoom推しですが、
一方で、会議の前後まで含めて考えるとGoogle Workspace(Meet)に軍配が上がるというのが、今回調べてみての実感でした。
最近Meetが増えているのも、有料プランの料金体系も理由でしょうが、「会議単体ではなく、仕事環境ごと選ぶ」という発想の変化が背景にあるのかもしれません。
まとめ
かつてはZoom一強でしたが、最近はMeetもよく見かけるようになりました。
機能面での差は思ったより小さく、有料プランの料金体系とどのエコシステムを使っているかで選ばれている印象です。
場面に応じて使い分けて行きたいですね!


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