無料名刺管理アプリを比べてみた【結論:Eight推しだが留意点あり】

こんにちは。中小企業診断士登録前のshushu(シュシュ)と申します。

診断士として活動する中で、何かと名刺交換する機会は多いものです。
いただいた名刺の山…どうやって管理したらいいの?

そういったお悩みを解決するのが「名刺管理アプリ」です。
使い方は簡単。スマホにアプリをダウンロードして、名刺を撮影するだけ。

中でも「Eight」は人気があり、少なくともXの診断士界隈ではデファクトスタンダードとなりつつあるようです。
ですが本当にEightがベストなのか? 他にも良い選択肢はないのか?
そこで今回は、無料で使える名刺管理アプリを実際に使い比べ、その長所と欠点を検証しました!

それではどうぞ!

こんな方におすすめ!

これから名刺管理アプリを使うか検討中の方

今使っている名刺管理アプリが最良か悩んでいる方

今回比較した4つのアプリ

Eight(Sansan)
myBridge(LINEヤフー)
Wantedly People(Wantedly)
CamCard(INTSIG)

実際に使ってみたレビュー

①Eight

【良かった点】
UX:アプリは感覚的に使いやすい、広告表示もひかえめで気にならないレベル
複数枚撮影:4枚まで可能
精度:難読苗字でもきちんと判別し「あかさたな順」に並んでいた(ただし1日程度のラグがあった)
HPアドレス対応:HPアドレスが記載された名刺でも、HPアドレスを抽出できていた

【気になった点】
エクスポート:CSV出力は有料プランのみ
裏面撮影:有料プランのみ対応

②myBridge

【良かった点】
UX:非常にシンプルでわかりやすい、広告なし
精度:名前順の精度はEight同様高い
エクスポート:無料でもCSVダウンロード可能
裏面撮影:対応

【気になった点】
名刺認識:撮影時に「名刺として認識しています」マークが出ず不安
複数枚撮影:何枚まで一括撮影できるのかわかりにくい(iPhone8環境だと4枚までいけた)
      まれに横向き名刺が縦向きで取り込まれ、回転補正すると歪むことがあった
HPアドレス対応:していない

③Wantedly People

【良かった点】
複数枚撮影:iPhone8環境で8枚まで一括で取り込めた、10枚だときつい(高性能カメラ機種なら10枚いけるかも)
裏面撮影:後から追加する方式なら可能

【気になった点】
UX:名刺撮影毎に広告表示されるのが少しうっとうしい
精度:名前順の精度は中々良いが難読苗字だと間違える
エクスポート:CSV出力は有料プランのみ

④CamCard

※無料版だと名刺スキャン枚数に上限あり(100枚?)

【良かった点】
裏面撮影:対応
HPアドレス対応:抽出できていた

【気になった点】
複数枚撮影:複数枚だと高精度モードが使えず、基本モードだと文字認識が弱い
      高精度モードが使えるのは週5回まで
シャッター音:撮影時シャッター音が鳴るため、外で使いにくい
精度:名前順の精度が良くない
エクスポート:Excel出力は有料プランのみ

比べてみた結果

実際に使い比べてみた結果を表にまとめてみました↓

名刺管理アプリ比較表

やはりEightが精度面で頭一つ抜けている印象を持ちました。
さらにEightには「デジタル名刺交換」機能もあり、紙の名刺を切らした時のサブ手段で使えるのも利点です。

一方で、エクスポート」「裏面撮影」の機能は有料プランでないと使えません。
その点を気にする方や、無駄な機能を削いだシンプルさを求めてらっしゃる方はmyBridgeが候補になりそうです。

多くの名刺を短時間で捌きたい、撮影枚数重視の方はWantedly Peopleが候補になるかと思います。
ビジネスSNS・Wantedlyと連携したい方も候補になりそうですね。

CamCardは今回の検証では確認できませんでしたが多言語対応が強みらしく、
海外とのやり取りが多い方は一考の余地がありそうですね。

結論

無料名刺管理アプリではEightがやはり現状最強だと思います。

ただしエクスポートや裏面撮影は有料プランのみ対応
(有料プラン:①600円/月②6000円/年)

エクスポートする機会って正直個人レベルならそんなに多くなさそうですし、
いざ必要になったら月額600円払ってエクスポートすればいいのではとも思います。

また裏面撮影に対応していなくても、名刺の表に連絡先が記載されているケースがほとんどなのであまり困らないかと思います。
逆に、自身の名刺を作成する時は、相手のことを考えて表面に連絡先情報が全て記載されていることが望ましいですね。

私自身はEightをメインで活用しつつ、サブでmyBridgeも使っていこうと考えています。
上表の通り、Eightの弱点をmyBridgeなら補えるので。

まあ最終的には「もうあの人(Eight)一人で良くないですか?」となりそうですが😅

※本記事は2025年8月時点の情報をもとに、筆者が実際に試してまとめたものです。
できるだけ正確を期していますが、間違いや情報の古さがあるかもしれません。
もしお気づきの点があれば、ぜひお知らせください。

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