実務補習8日間コース体験記・前編【2025夏】

こんにちは。中小企業診断士登録前のshushu(シュシュ)と申します。
今回は実務補習の8日間コースを受講してきた体験談を淡々と?語っていきます。

これから実務補習を受けようか悩んでいる方、もしくは、5日間コースを以前受講された方に
「今の8日間コースはこういう感じなんやな~」と知っていただければ幸いです。
(指導員の先生によって進め方が結構違うようなので、あくまで一例とお考えください)

それでは早速まいりましょう!

申込時期

実務補習は例年2~3月と、夏(7~9月)に開催されます。
2月はスケジュール調整が間に合わず、夏に実務補習を受けようと決めていました。

5/7頃に、夏の実務補習の日程と申込案内が協会HPにUPされました。
申込開始日時が5/15 AM10:00だったので、わざわざ午前休を使ってスタンバって、開始時刻に速攻7月コースを申し込みました。

・・・ちなみに後から聞いた話、ここまでしなくても当日内であれば普通に申し込めたようです💦

直前期

実務補習開始の2週間前に、実務補習テキストが届きました。
5日前には、指導員の先生からメールが届き、Chatworkに招待されました。
Chatworkにて診断先企業について知らされましたが、会社名と所在地のみ

ひとまず会社名で検索すると、HPが出てきたのでチェックすることにしました。
馴染みのない業界のため、事業内容が本当に理解できているのか不安でした。

まだ数日あったので図書館に行き、業種別審査辞典で業界の基本知識をインプット。
非常に分厚い本だったので、両隣から「こいつは何の本読んでるんだ?」的な視線を感じました👀

指導員の先生からは「事前準備しろ」とは一言も言われず、どこまで準備すればよいかわからない状態。
ひとまず実務補習テキストを1~2周読み、Xで推薦されていた「事業デューデリジェンスの実務入門」を読み、
よくわからないまま仮のヒアリングリストを作成しました。

1日目

ついに当日を迎えました。
事前準備が足りているか不安はありましたが、あれこれ考えても仕方ないと開き直り。
電車を乗り継いで、某ビルの会議室へ。会議室に入ると、既に自分以外のメンバーの方5名が着席していました。

軽く挨拶を交わしたところに指導員の先生も到着。
自己紹介を終えた後、先生から診断先企業の概要について簡単に説明を受けました。

その後、事前調査したことを一人一人発表していきました。
事前調査の指示は無かったですが、メンバー全員が調べてきていたので、準備しておいてよかった~と思いました。

次に先生から決算資料を渡され、全員で読み込みを行いました。
(事前準備の段階で決算資料を渡されると思っていたので、当日なのは意外でした)

決算資料を見る限り優良企業にしか見えず「これ診断する必要ある?」と心の声。
先生も「実務補習は何度かやっているが今回が一番難しい」と仰っていました(-_-;)

その後、班長決めと、提言パートの役割分担の仮決めを行いました。
残りの時間で各々のパートのヒアリングリストを作成しました。

2日目

診断先企業に訪問しました。
先生から服装はクールビズでOKとのこと。
所在地が少し遠方だったので電車とバスを乗り継ぎました。

ヒアリングは、午前中2時間(事業所見学付き)+お昼休憩をはさんで午後に追加で1時間いただきました。
自分の担当パートのヒアリングにかなり時間をいただくも、課題の掘り起こしがうまくできず焦りました。

ヒアリング後、市内の会議室に戻ると時間がかかり過ぎるため、急遽レンタルルームを借りることに。
少々トラブルがありましたが、レンタルルームにて全員でヒアリング内容のおさらいをしました。

3日目

昨日のヒアリング内容を整理し、SWOT分析を実施。
会議室のホワイトボートに「S・W・O・T・その他の情報」の5ブロックに分けて、付箋をぺたぺた貼っていきました。

ヒアリング内容は性質上S・Wの情報が多く、O・Tの情報が不足していたため、
足りない部分は調べて付け足すように言われました。

SWOTについてある程度分析ができた段階で、
診断先企業の「強み(価値創出の源泉)」と「弱み(ビジョンを阻む障壁)」についてそれぞれ図解してくださいとの課題。
先生曰く、診断士はA4一枚の図解でわかりやすく伝える力が大事とのこと。

「強み」については自分の担当パートに関連していたので、自分でも納得の図解ができました。
一方で「弱み」については図解に苦戦。メンバーのデザインセンスが羨ましかったです。

4日目

各パートについて、全員で深掘りを行いました。
結論から言えば、この日が一番勉強になりました

経営戦略・財務・営業・人事etc…の各パートの論点を深掘りしていくのですが、
特に財務の読み込みについて、指導員の先生の見方を披露していただき、「こんな見方があるのか!」と感動しました。

これまでの1次試験・2次試験の財務指標比較に留まらない、実践的なB/Sの解釈の仕方
(銀行からどう見えているか)を教えていただき、有料セミナーを受講したような満足感すらありました。
あらためて指導員の先生の凄さを思い知りました。

他のパートについても、ヒアリング内容の分析考察の仕方、
どのように提言に繋げていくかという思考工程を体験することができ、
この部分が間違いなく実務補習のコアであると感じました。

ただしここでトラブル。急遽担当パートが変更になりました\(^o^)/
自分の担当パートは、先生がまさに今取り組まれている部分で、同じ提言しかできなさそうだったためです。

だったらもう一回ヒアリングさせて~とめっちゃ思いました・・・

―――結構ピンチ!どうなる?

(後編に続きます…)

後編はこちらです → 実務補習8日間コース体験記・後編【2025夏】

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